151126_ika_01深海に生きる巨大なダイオウイカ。テレビなどで特集されて以来、長きに渡りブームが続いており、各種グッズの発売や、最近ではスルメイカに加工されるなど話題が尽きない。そんな中、京急油壺マリンパークが11月29日(日)より子供のダイオウイカを一般する。

そもそもは5月6日に大津漁港(横須賀市)にて、漁業関係者が水面に浮いている見慣れないイカを発見し、網ですくい漁港の水槽に捕獲したもの。長い触腕やヒレの形状などの特長がダイオウイカに類似するものの、全長1.2メートルほどの小型の個体は発見例がなく、その場では種の同定ができなかったとのこと。

その後、死亡した個体が同館に寄贈され、国立科学博物館・筑波研究施設において調査を行い、生後1年未満で、人間で例えると小学生くらいの子供のダイオウイカであることが判明した。
ダイオウイカは世界でおよそ600個体が発見されているものの、子供が見つかることは非常にまれであり、今回が4件目になるという。

この貴重な“小学生ダイオウイカ”が、透明なアクリル樹脂に封入するアクリル包埋標本として一般公開される。
さらに国立科学博物館の水産学博士、窪寺恒己氏による特別記念講演を開催。特別記念講演「ダイオウイカの子供たち」は、11月29日(日)13時40分より同館の大海洋劇場「ファンタジアム」にて。

また、同館では三浦市沖で発見された巨大種「ニュウドウイカ」の液浸標本も公開中。東北以南ではめったに見つからないと言う貴重な個体なので、“小学生ダイオウイカ”と合わせて観察しよう。

京急油壺マリンパーク
http://www.aburatsubo.co.jp/