緊急事態宣言の解除後は密を避け、春を満喫したい 茨城・五浦海岸の絶景を見に行こう!

五浦海岸

3月7日まで緊急事態宣言の期間が延長されているが、ここ数日間(2月15日現在)は新型コロナ感染症の感染者数も減少傾向にあり、独自の緊急事態宣言の解除を検討している県もある。しかし宣言解除に関しては、感染者数は減少しているものの病床の逼迫が続いているなどで、宣言解除はもう少し先になりそうだ。

五浦岬公園から六角堂を望む

緊急事態宣言が解除されたら、密を避けつつ春の兆しを楽しみに行くのはどうだろうか?関東には風向明媚なスポットが沢山あるが、その中でオススメするのが茨城県北茨城市にある五浦(いづら)海岸だ。岸壁に立っている赤い「六角堂」の下には、険しい岩に白波が砕け散る絶景を見る事ができる。

六角堂

東京美術学校(現東京藝術大学)を創立し、日本の近代美術の礎を築いた岡倉天心が、明治31年(1898年)、この地に日本美術院を設立した。2013年に全国劇場公開された「天心(てんしん)」で、映画の舞台にもなった地でもある。

映画「天心」の映画セット

また、茨城大学五浦美術文化研究所や、「日本の渚百選」にもなっている五浦海岸の風景全体を広く見渡すことができる五浦岬公園があり、「天心」の映画のロケ地となった日本美術院のセットなど、自然や文化に触れる事ができる観光スポットだ。

映画「天心」の映画セット

さらに、五浦の海と一体化したような絶景を満喫できる五浦観光ホテルもある。このホテルには、雄大な太平洋を目前に見る事ができる露天風呂もあるので、海を見ながら温泉に入るのも良いだろう。

Photo&Text Takashi Ohtsuka

天心邸

茨城大学五浦美術文化研究所
http://rokkakudo.izura.ibaraki.ac.jp/
映画「天心」
http://eiga-tenshin.com/
五浦岬公園
https://ibanavi.net/shop/10407/
五浦観光ホテル
https://www.izura.net/


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