多くの人々に笑顔と感動を。 湖面に映し出されるスターマインの花火が美しい 那須りんどう湖の花火

スターマイン

夏の風物詩と言えば花火だろう。日本の各地で様々な花火が夏の夜空を彩り、見る人達全てに驚きと感動を与え、自然と笑顔にさせる魅力を持っている。

2020年は新型コロナウイルスの感染症拡大を抑えるための緊急事態宣言により、花火大会の中止が相次いだ。また、今年も日本各地の花火大会の中止や非開催などが決まっており、国内で最大規模を誇る秋田県の全国花火競技大会「大曲の花火」や新潟県の「長岡まつり大花火大会」などの日本三大花火大会と言われる花火大会が中止となって、がっかりした人も多かったのではないかと思われる。

湖面に映えるスターマイン

昨年、花火大会を行う事ができなかった会場が、多くの人達に笑顔と勇気を与えるために、「今年こそは開催するぞ」と準備を進めている主催者も多くいる。日本三大花火大会の一つである茨城県の「土浦全国花火競技大会」や静岡県熱海市で宿泊・観光客も向けた「熱海海上花火大会」、5月開催が延期となった花火と歌舞伎が共演する茨城県の「水戸歌舞伎花火」など、伝統のある花火や観光客向け、趣向を凝らした花火などの開催が予定されている。(予定であるため詳しくは、花火大会の公式HPを参照の事)

栃木県那須町にある「那須高原 りんどう湖ファミリー牧場」で毎年開催されている りんどう湖花火大会もその一つだ。今年で27年の歴史を持ち、那須高原の夏の風物詩として多くの観客に愛され続けてきた。昨年、コロナ禍で観光業が落ち込んだ折りにも、この花火大会を多くの人達に「元気」と「勇気」と「希望」を送りたいというテーマのもとに開催したが、今年もたくさんの人々に「笑顔」を届け地域復興に繋げたいという趣旨で、7月22日(木)~25日(日)の4日間にわたり「りんどう湖花火大会」が開催される。さらに、8月にも8月7日(土)~8月9日(月)、8月12日(木)~8月15日(日)に開催されるので夏休みの楽しみが一層増えそうだ。

「りんどう湖花火大会」は、那須高原の湖沿いの花火大会として、湖面に映る幻想的な水中&水中花火や豪華で華麗なスターマインの花火ショーを繰り広げるので有名だ。さらに、花火大会の終演で打ち上げれる観客からの声援に応えるアンコール花火は、エンディングを飾るのに素晴らしい演出の花火と言える。湖面に映える素晴らし花火なので、一度は見ておくのも良いだろう。

スターマイン

りんどう湖ファミリー牧場への入園料が必要だが園内からは、どこからでも花火を観る事ができるが正面から見ることができる有料の観覧席もある。昼間は家族で動物ふれあいテーマパークで遊んで夜は花火大会を楽しむという一度で2度美味しい楽しみ方もできる。

また、7月17日(土)からは大阪の「みさき公園」で2020年3月まで南海電気鉄道(株)で運行されていた観覧車が園内に移設されおり、新しい名物となる全長約30mもの観覧車の中から見る花火観覧を体験してみるのも楽しいと思う。

りんどう湖ファミリー牧場

オリンピックが開催される7月の大型連休と重なるが、涼しい那須高原で湖に映える幻想的な花火ショーを見て感動と勇気と笑顔の夏休みとしてはどうだろうか?

オリンピックが開催される7月の大型連休と重なるが、涼しい那須高原で湖に映える幻想的な花火ショーを見て感動と勇気と笑顔の夏休みとしてはどうだろうか?

~第27回 りんどう湖花火大会~
・開催日時: 2021/07/22(木)~2021/07/25 (日)
・時  間 : 19:30〜20:00  
・打上数  : 3,500発
・会  場 : 栃木県 那須郡那須町 那須高原 りんどう湖ファミリー牧場 
・入園料  : 大人(中学生以上)1,600円、3才~小学生 800円
        16時以降の入園 大人(中学生以上)
         1,200円、3才~小学生 600円
・観覧席  : 有料観覧席あり。公式HPより販売中。
・交  通 : 首都圏から東北自動車道で2時間30分。那須I.C.から10分。
        東北新幹線那須塩原駅から車で30分。
・駐車場 :  花火大会開催日は駐車場有料 1台につき1,000円
        ※雨天決行、荒天中止。
        ※社会情勢による中止となる場合もあるため、
         公式HPを確認すること
・公式ホームページ:https://www.rindo.co.jp/

土浦全国花火競技大会(8月に開催可否を判断)
http://www.tsuchiura-hanabi.jp/
熱海海上花火大会
https://www.ataminews.gr.jp/event/8/
水戸歌舞伎花火
https://mitohanabi.com/

Photo&Text Takashi Ohtsuka

りんどう湖花火

About the author