近年、様々なメーカーから多様なゼリーが発売されており、美味しいと評判を呼んでいる。多くの商品の中で良く目にするのが、国内産地の果物を使ったゼリーだ。みかんやリンゴ、マスカット等の定番果物から夕張メロン、ラフランス、八朔、甘夏、枇杷、・・・など、美味しそうなフルーツの果汁を絞ったものや果肉入りのものだったりする。各メーカーも、消費者のめに美味しいゼリーを提供しようと様々な工夫をしているようだ。
明治10年に創業された老舗菓子メーカーの鈴木栄光堂から、リンゴや桃、リンゴとトマトなどの濃厚な味わいと食感を売りにした「岐阜県飛騨産 濃厚にごりじゅれ」（希望小売価格600円）が2022年3月7日より全国の量販店、小売店から発売される。
この商品は、ミネラルを多く含むと言われる木曽三川（木曽川、長良川、揖斐川）が流れ込む海抜０ｍの濃尾平野の上流に位置する飛騨の特産品を使っている。飛騨地方の寒暖の差を利用して収穫されるリンゴや桃、トマトなどの果物をJA全農岐阜から仕入れている。さらに製品化するために岐阜県立大垣養老高校と共同開発をしたと言う。
大垣養老高校の生徒たちから様々なヒアリングを行ない、その中のトマトが苦手な人の事を考慮して他の果物とあわせた方が食べやすいのでは？という意見を取り入れ、りんごのゼリーの中に角切りのトマトゼリーを入れた製品を開発したのだという。
また、開発にあたり果物を皮ごと粗く搾ったにごりのある「あらごし果汁」を使っているため、果物の濃厚な味わいが特徴で、さらに果物の種類によって搾り方も変えているという。
この「濃厚にごりじゅれ」の濃い味のゼリーと他メーカーの商品との味比べをして、自分なりの食レポをして、友人に話してみるのも楽しいだろう。
鈴木栄光堂 濃厚にごりじゅれ https://www.s-eikodo.co.jp/brand-list/nigori-jelly/
鈴木栄光堂 https://www.s-eikodo.co.jp/
