2008/12/24 その他

あのステッドラーにコラボアイテムが登場

「Düller×STAEDTLER」開発担当者インタビュー


Duller×STAEDTLER
イデアインターナショナル デザイン開発グループ宮崎さん
 

 デザインやインテリアに詳しい人なら誰でも知っているステーショナリーのビックブランド=ステッドラー社。特にステーショナリーに詳しくなくても、青い鉛筆“ステッドラー マルス”を見ればピンとくる人もいるかもしれない。
  ドイツの文具メーカーということもあり、そのラインナップも機能美あふれるクールなデザインの印象が強いステッドラーだが、このたびイデアインターナショナルが手がける、ドイツ文具に「和」の良さをプラスしたステーショナリーブランド「Düller(デューラー)」とのコラボレーションアイテムが発売された。
  ステッドラー社の製品の場合、大手企業のノベルティが製作された例はあるものの、他社とのダブルネームで商品を発売するのは前例が無いに等しい。

 文具好きの筆者としては、どのような経緯で「Düller×STAEDTLER」が誕生したのか非常に気になるところであり、イデアインターナショナルのDüller担当、宮崎さんに直撃インタビューを行った。

 

──「Düller×STAEDTLER」誕生までの経緯を教えてください

Duller×STAEDTLER
宮崎さん:

 きっかけは、今年の始めにドイツで開催された、その年の世界のステーショナリーの最新作が一堂に発表される展示会『ペーパーワールド』です。Düllerは質実剛健なドイツ文具に、和の技術をプラスすることがブランドコンセプトとなっています。

 そのためペーパーワールドでもDüllerに活かすアイデアを捜すとともに、実績のある企業とコラボレーションしたいと考えていました。

  本場ドイツで開催されるショーだけあって数多くのメーカーが出展していましたが、どうせなら自分も好きなブランドと組みたいと考えて、ステッドラー・ジャパンの副社長にDüllerのコンセプトを伝えたのです。

Duller×STAEDTLER
Düller × ステッドラー ボールペンカラー
ピンク、ブルー、グリーン、シルバーの4色。シルバーのみデザインを差別化しているが、
これはステッドラー社のコダワリ。各2100円(税込)。

──国内のステーショナリー好きなら誰でも驚くビックネームとのジョイントですが、 今回のコラボレーションが実現した背景には何があるのでしょうか?
Duller×STAEDTLER
Düller × ステッドラー ボールペンカーボン
カーボン風の塗装。専用ケース入りでギフトにも最適。3150円(税込)。

宮崎さん:

 このご時勢ですし、昨今はステーショナリーも安い方へという流れがあります。また、手書きの機会も少なくなっていますから、あまり筆記用具にこだわらない人も多くなりました。

 ですがDüllerは多少高くても機能やデザインに価値のある商品を提供することで、ステーショナリーをもっと大切にして欲しいと考えています。その理念がステッドラー社に非常に共感していただけました。
実際、今年の2月がスタート時点だったにも関わらず、年内に商品として発表することができたことは、異例の早さだと思います。

 また今回のダブルネームのロゴも、弊社側でデザインさせていただきました。ステッドラーのような歴史のある企業が、自社の顔であるブランドロゴに手を入れさせるのも異例でしょう。
 こうした事からも、ステッドラー社がいかにDüllerを信頼していただけたかが伺えるのではないでしょうか。

──今回発売したアイテムの開発秘話などがあればお聞かせください

Düller × ステッドラー
マーカーセット

インクジェットでプリントされた文字に使用しても滲まない、「INKJET SAFE」という特徴を持つ。イエロー、グリーン、オレンジ、ピンクの4色入りで1575円(税込)。
宮崎さん:

 ステッドラー社のステーショナリーは、見た目の斬新さよりも機能美が特徴ですから、特別面白いギミックなどはありません。

 ただ「Düller×STAEDTLER」のボールペンカラーは今回4色同時発売なのですが、ピンクやグリーンには持つ部分に滑り止めのようなディテールがあります。ですがシルバーのみ、そのディテールが無いのですよ。

 これについてステッドラー社に問合せましたが、その答えはただ一言「コダワリ」であると言われました。あのステッドラーが機能だけでなくデザインでも絶対に譲れないものを持っているのは正直驚きましたが、我々のDüllerもデザインは大切にしているファクターであり、実にコンセプトにあったパートナーで出会えたと今更ながら喜んでいます。

 そのコダワリに敬意を表し、4色あるボールペンカラーの中でシルバーのみ「Düller×STAEDTLER」のロゴを箔押ししていますので、商品を見る機会があれば確かめてみてください。

──今後のDüllerのコラボレーション展開について教えてください

宮崎さん:

 Düllerとしては、今回のパートナーがたまたまステッドラー社だったというだけで、その他にもブランドコンセプトに共感していただけるステーショナリーブランドがあれば、色々な企画を行っていきたいと思います。

  ですが、ドイツで流通しているステッドラー社のステーショナリーには、ペン先が乾かないインクや油分の上からでも書けるインクなど、ステッドラー社のみが持っている特別な技術が活かされたアイテムが数多くあります。
  こうした国内に流通していないアイテムを「Düller×STAEDTLER」という新しいチャネルを通して紹介していきたいなと考えています。

──ありがとうございました

 ステーショナリーを通してドイツと日本の距離を近づける新しいブランド「Düller×STAEDTLER」。販売はアントレックス全店、イデアインターナショナル店舗、またイデアインターナショナルオンラインショップにて。

Düller(デューラー)
http://www.idea-in.com/duller/
イデアインターナショナル
http://www.idea-in.com/
ステッドラー日本株式会社
http://www.staedtler.co.jp/
[関連記事]『Düller(デューラー)』開発担当者インタビュー
http://www.pronweb.tv/modules/newsdigest/index.php?code=363
公式リリースを読む
http://www.pronweb.tv/release.php?code=784
  



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