苦味の少ない珈琲の淹れ方として、愛好家に知られる水出し珈琲。
水出し珈琲の苦味が少ないのは、苦みや渋みのもとになるタンニンやカフェインが高温で溶け出しやすい性質を持っているためで、同じくタンニンやカフェインを含む緑茶も、水でゆっくり淹れた“水出し茶”は、サラリと飲みやすいのが特徴だ。
その水出し茶の上を行く“氷出し茶”が楽しめる「氷出し茶ポット」が、ハリオグラスから発売された。
ハリオの氷出し茶ポットは、その名の通り、溶け出す氷の雫一滴一滴でじっくり緑茶を抽出するポットである。
使い方はコーヒーサイフォンのように上下に分かれた“耐熱ガラス製ポット”の上段ボールに茶葉と氷を入れ、そのまま氷が溶けるのをゆっくり待つだけという簡単なもの。
抽出時間は6〜8時間が目安と少々長く感じるかもしれないが、鼓から発想したというフォルムに、天然木をあしらった氷出し茶ポットの中で、ゆっくりとお茶が抽出される様は、それ自体が和の趣を醸し出してくれるので、ここはじっくりと待ちたいところ。
実は筆者も取材途中に立ち寄ったカフェで、氷出しの緑茶を頂いて、それまで体感したことの無かった甘みと旨味に感動した経験がある。
当然ながらその日のうちに自宅で氷出し茶にチャレンジしたのだが、ゆっくりと抽出するポットが無かったため、充分な甘みが引き出せなかったので、今度はハリオの氷出し茶ポットで再度挑戦してみようと思っている。
氷出し茶ポットの価格は5250円(税込)、現在は全国の有名百貨店などで発売中。
緑茶以外にも紅茶のダージリンやアールグレイ、フレーバーティなどの氷出しにも使えるとの事なので、暑い季節のリラッククスタイムに冷たくて美味しい氷出し茶を試してみはいかがだろうか?