2009/07/09 プレゼント 世田谷美術館で「メキシコ20世紀絵画展」が開催中メキシコ壁画運動の三大巨匠、女流画家フリーダ・カーロの絵画も
フリーダ・カーロ《メダリオンをつけた自画像》1948年、個人蔵
(c)Banco de Mexico, “Fiduciario” en el Fideicomiso relativo a los Museos Diego Rivera y Frida Kahlo. Photo(c)Francisco Kochen
サボテン、ソンブレロ、テキーラ、タコス、ルチャリブレ…… これらのキーワードから連想する国と言えばメキシコ。それに加え、メキシコは壁画や骸骨が有名だということはご存じだろうか。 日本とメキシコは、今年で交流400周年を迎える。それを記念し、世田谷美術館では現在「日本メキシコ交流400周年記念 メキシコ20世紀絵画展 太陽と革命の画家たち、限りない祖国への情熱」を開催中だ。 メインテーマは「近代化への道のり」。第1章「文明の受容」、第2章「文化の発信」、第3章「進歩」という3つのパートに分け、メキシコの近代絵画の展開を紹介する。 メキシコの美術は、スペインの植民地支配から独立した後の、社会変動と密接に結びついていたと言われる。 本展では、祖国への愛、革命という時代における苦悩、変化していく環境への戸惑い、時代とともに発展していく喜びなど、激動の時代を生きた画家たちのさまざまな思いが込められた絵画が、約70点展示されている。 メキシコ壁画運動の三大巨匠と称されているディエゴ・リベラ、ホセ・クレメンテ・オロスコ、ダビッド・アルファロ・シケイロスという大物アーティストをはじめ、リベラの妻であったフリーダ・カーロの自画像も初公開。生死をさまようほどの大怪我、夫の浮気などに苦しみつつ、愛と芸術に生きた女流作家のフリーダ。彼女の生涯を描いた映画「フリーダ」は日本でも公開され、知る人も少なくないだろう。 また今回、19世紀末から20世紀初頭にかけて、様々な出来事を骸骨(カラベラ)に演じさせ世相を風刺した版画家ホセ・グァダルーペ・ポサダの作品も展示。 なお、館内レストラン」「ル・ジャルダン」では、会期中にメキシカンスペシャル企画を開催。 メキシコの歴史に思いを馳せ、美味しいメキシコ料理に舌づつみを打つ。天気が良ければ砧公園でのんびりするのもいい、そんな休日も素敵だ。
世田谷美術館
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