いぜん出口が見えない世界的な大不況。日々のニュース番組でも、製造業を中心に追い詰められている状況が繰り返し報道されているが、こうした不況は他の企業にとっても同様だ。
ただし、深刻な不況にあえぐファッション業界の中でも、ユニクロのような勝ち組がいるように、インターネット上の企業でも勝ち組は存在する。そのひとつが、ご存知Amazon。本やDVDを中心に、様々な商品を扱うワシントン州シアトルに本拠を構える通販サイトである。
2009年8月にJ.P. Morganが公開した米国市場の報告書では、Amazonは第二四半期では北米地域において前年同期比13%もマーケットシェアを拡大しており、世界的なインターネットオークション「eBay」から、今もシェアを奪い続けていると記されている。
Yahoo!オークションという超巨大マーケットを抱える日本では、北米市場の事例がそのまま当てはまるとは言いがたいが、本やDVDなどを扱う小売店にとって、Amazonというシステムを上手に使いこなすことが、不況を乗り切る鍵となるのは疑う余地は無いだろう。
なによりAmazonでは新品商品と共に、中古商品を検索しやすいのが特徴だ。
これまで地元客のみを相手とし、良くも悪くも日々の売り上げが安定している古本屋の経営者にとって、インターネットを通して日本中の顧客と取引しやすい仕掛けが用意されているのである。
ただし「インターネットで何とかしなくては」という気持ちが経営者にあったとしても、複雑なシステムや、インターネットならではの約束事の多いマーケットに、足を踏み入れることに危機感を覚える事もあるだろう。
増してやインターネットに詳しい人材を雇い、人件費の増大と言うかたちで経営を圧迫しては、元も子もない。
こうした巨大マーケットAmazonに新しい販路を広げたいと考えつつも、インターネット販売に関するノウハウを持たない経営者の味方になってくれるのが、PC上で簡単に操作できるネット販売総合管理システム「eコンビニ」だ。
Amazon管理機能を刷新したばかりという「eコンビニ」は、PCの操作やインターネット販売に特別な知識を必要とせず、実店舗の在庫管理と同じく、直感的に商品管理が行えるASPサービスとなっている。
詳しい利用方法などはオフィシャルWebサイトに譲るとして、このサービスを企業が導入するメリットとして挙げられるのは、Amazonの登録データを元に、国内の主要オークションサイトへ出品するデータをワンタッチで作成することが可能となっている点だ。
時代小説のような対象年齢層の高い古本は実店舗でしっかりと販売し、専門書や写真集など、あちこち探し回っても手に入れたくなる書籍をAmazonに出品し、今ならマイケル・ジャクソンに関する書籍のような、特に話題性の高い商品をYahoo!オークションに出品する…… このように積極的にマーケットに働きかける戦略が「eコンビニ」を導入するだけで可能になるのだ。
「eコンビニ」を展開するシンタックコミュニケーションズによれば、今後もユーザーの意見や要望を取り入れつつ、AmazonやYahoo!オークションなどの仕様変更にも迅速に対応していくという。
このままではいけない、そう肌で感じている古本屋の経営者は、効果的にマーケットを拡大できるネット販売総合管理システムの導入を、検討する価値があるのではないだろうか。
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