2009/11/11 イベント

イワシやシノノメサカタザメと共に泳ぐマンボウを見に行こう!

新江ノ島水族館の相模湾大水槽でマンボウの展示を開始


新江ノ島水族館

 まるで頭とヒレだけのような、ユーモラスな外見を持つ大型のフグの一種=マンボウ。マンボウは最大で全長3mにも成長し、約3億個という魚類中最も多い数の卵を産むことでも知られている種類だ。
 どうみても運動神経が良いようには見えず、ノンビリと外洋を漂っているイメージのマンボウだが、最近の研究では表層から水深800m程度の深海を行き来したり、海流に逆らって移動し得るだけの遊泳力を持つことが分ってきた。
 ただし水族館の飼育下においては小回りが苦手で、水槽の壁に体をぶつけたり、餌を上手に摂ることができずに弱ってしまい、長期飼育が難しい種類としても有名だ。

 神奈川県藤沢市の新江ノ島水族館では、11月9日(月)より、江の島の定置網漁で漁獲したマンボウの展示公開を開始した。
 特筆なのは、今回の展示方法がマンボウ専用に用意された水槽ではなく、様々な種類が混泳する大型水槽「相模湾大水槽」で飼育されていることだ。

 上記の通り、マンボウは水槽の壁に体をぶつけて弱ることが多いため、円筒形の飼育水槽を用いたり、水槽内にビニールやネットの壁をめぐらせて激突時の衝撃を和らげる専用水槽で飼育するケースが多い。
 しかし、今回捕獲されたマンボウは全長約60cmという小型の個体だったため、相模湾に生息する仲間として相模湾大水槽に混泳させる事を試みることにしたそうだ。

 新江ノ島水族館の相模湾大水槽は館内で最も大型の水槽で、シノノメサカタザメのような巨大な魚から、約8000匹のマイワシの大群までが混泳する、相模湾の一部を切り取ってきたような水槽である。
 その中で泳ぐマンボウが、どのような行動を見せてくれるのかは、多くのマンボウファンにとって気になるところではないだろうか。
 定置網漁で漁獲された個体だけに、短期間での展示となる可能性もあるため、詳しい情報は新江ノ島水族館オフィシャルWebサイトを確認しよう。

新江ノ島水族館
http://www.enosui.com/

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