1日平均の総出品数が1800万点という、巨大マーケット“ヤフオク”ことYahoo!オークション。
個人出品だけでなく、Yahoo!オークションストアサービスを使って多数の企業がオークションに参加しており、中古品だけでなく新品も格安で手に入るのだから、今後もマーケットは拡大し続けて行くだろう。
Yahoo!オークションストアを利用すると、ツールの使い方や運営の相談まで、専属のサポートを受けることができるのだが、にも関わらず、オークションストアの評価を見ると、取引の評価に「悪い」が付いているケースが少なくない。
売り手の顔が見えないヤフオクでは、出品アイテムと現在価格の次に気になる情報が取引評価なのだが、オークションストアの信用の裏付けである評価ポイントに、なぜ簡単に「悪い」を付けられてしまうのだろう?
詐欺のような悪質なケースを除けば、オークションストアに付く「悪い」評価には、主に3つのパターンがあるようだ。
1つはオークション終了後に取引が成立しなかったことによる、システム的なペナルティ。取引中止が落札者側と同意が取れていても、ヤフオクのシステムで自動的に「悪い」と評価されるため、ある程度は仕方が無い。
次に落札者のイメージよりも、品質が劣っていたケースも良く見られるパターンだ。果物や生鮮魚介類など、食品に関するオークション取引で比較的多く見られ、大抵は出品者側の説明不足に起因している。
そして3つ目は、落札者との連絡ミスに起因する「悪い」という評価だ。
ヤフオクを利用する時にはWebメールのほか、ヤフオクに実装されている質問欄や取引ナビ、連絡掲示板など、出品者と落札者の間には複数の連絡手段が用意されている。
多くのオークションストアでは取引時の連絡方法を指定しているが、それは売り手側の都合の押し付けであり、落札者にとっては普段使っている手段こそが当然の連絡方法でしかない。
最近のオークションストアでは、多数の出品アイテムを一括で管理する販売総合管理システムの導入が不可欠となっているが、こうしたシステムは質問の有無や落札ナビのコメントが閲覧できないものが多く、質問や落札ナビのコメントを確認するには、オークション画面をひとつひとつ確認するとが必須となる。
こうした手間は、多数の出品数を抱えるオークションストアでは相当の負担となり、落札者に連絡すべきタイミングを逸して「悪い」評価を付けられてしまうのだ。
延べ導入クライアント社数1000社という実績を持つ、国内主要オークションサイト対応のネット販売総合管理システム「eコンビニ」では、出品者のイメージを低下させる連絡タイミングの機会損失を防ぐため、ヤフオク関連の機能及び販売管理機能を一部改良、強化したと発表した。
具体的には各オークションページのアクセス数やウォッチリストの登録数、質問の有無など、出品アイテムに対する閲覧者の関心度の目安となる情報を取得し「eコンビニ」上で一元的に管理することが可能となっている。
これにより、数多くの中でニーズが高まっている商品傾向を素早く知ることができ、質問された内容に対する答えを、同カテゴリーの出品中アイテムページに反映させれば、情報不足によるトラブルの防止につながるはずだ。
加えてヤフオクの出品カテゴリの更新をリアルタイムに行い、カテゴリ更新時の出品アイテムのダウンタイム(システムが停止している時間)を最小限に抑える事ができることも、担当者にとっては嬉しい機能だろう。
さらに「eコンビニ」の販売管理機能画面では、落札ナビのコメントを取得するようになったので、こうした情報を確認するため各オークション終了画面を表示する手間が削減されているのも特筆すべきポイント。
合わせて、宛名ラベル印刷時には情報管理用バーコードを自動生成し、メール便での発送連絡業務の作業効率を飛躍的に向上させるなど、ユーザーからの意見や要望を取り入れて改善を行った。
「eコンビニ」の運営、開発を行うシンタックコミュニケーションズによれば、今後もユーザーの声を意識して、プログラム開発、およびサービスを行く予定だそう。
ヤフオクをはじめとするインターネットオークションの更なる活性化には、顔の見えない取引でも真摯な対応を常とする企業が、正しく評価を受け、マーケットを拡大していくべきだ。
その為には、企業側の単純な行き違いや連絡ミスによる「悪い」評価を防ぐネット販売総合管理システムを選ぶ事も重要だろう。
eコンビニは、直感的にアクセス数や質問の有無が確認できる
取引ナビへの書込みの有無が一目で分かり、マウスオーバーで内容を表示