地元のお米を家族で食べよう
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湯川村:補助金申請希望者を対象とした
GOPAN説明会の様子(4月24日)
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多くの食品を海外からの輸入に依存している日本。日本の農業は高齢化や農家人口の減少等の問題を抱え、食料自給率は2010年度において39%と低迷。その中で数少ない自給率100%の食材が主食の米であり、地方自治体の農業試験場では、食味や生産性に優れた地域ブランド米が次々に開発されている。
しかし、肝心の消費者のライフスタイルが変わり、毎日ご飯を食べる習慣が希薄になっているから、いくら美味しい米を開発しても消費量は向上せず、地域ブランド米の評判が広まりにくい状況に陥っている。
「食べてもらえればわかる!」と言うのは、多くの米生産者の本音だろうが、現代のライフスタイルの変化に対応しなければ、どんなに美味しい米でも食べてもらうのが難しいのも事実。筆者の地元である神奈川県にも「キヌヒカリ」などの美味しいブランド米があるが、地元産の米を毎日の食生活に取り入れている友人は、ほとんどいない。
こうした状況を受けて自治体が注目しているのが、家庭の米で手軽に米パンが焼けるライスブレッドクッカー「GOPAN」だ。
GOPANオフィシャルサイトでは、「日本の農の未来づくり 〜国・自治体のGOPAN ACTION〜」と題したコンテンツで、米の国の農業を元気にする「GOPAN ACTION(ゴパン アクション)」の取り組みを紹介中。
例えば福岡県では、県産米の消費拡大及び県産農産物のPRのため、GOPANを購入し、かつ県産米30kgを購入した県民を対象に、梨や“あまおうジャム”など、県産農産物を提供するキャンペーンを来年の2月末まで実施中。こちらは福岡県庁ホームページでも、情報が公開されている。
また、福岡県だけでなく、福島県湯川村や島根県津和野町、秋田県も同じように地産地消の推進を目的としたGOPANへの購入助成を決定し、すでに制度を利用した多くの家庭で「新しいお米の消費スタイル」による米消費拡大への取組みが行われている。
更に、島根県ではGOPANを地元米のPRだけでなく、観光誘客もあわせて狙い、県内の観光地近くの3ヶ所のカフェで「GOPAN cafe in 島根県」を開催中、そこでは島根県産米「きぬむすめ」を使った米パンを無償で提供されている。
「日本の農の未来づくり」サイトの説明によれば、ライスブレッドクッカーGOPANは「食料自給率の向上」「お米の消費拡大」「地産地消」「地域活性化」 「食育」など、農業や日本の食文化について考えるきっかけとなるべく誕生したとのこと。
Webで紹介されているGOPAN ACTIONの実例は、「食べてもらえれば地元産の米の美味しさがわかってもらえるのに…」という自治体の参考になるかもしれない。
GOPANオフィシャルサイトでは、上記以外の自治体のGOPANを活用した先進的な取り組みや、農林水産省が食料自給率向上を目指す国民運動「フード・アクション・ニッポン」との一体となったお米消費拡大への取組み、またマレーシアや台湾など世界からの「おいしい」という評価や食料自給率向上への期待など、様々な情報を紹介している。大注目のGOPAN、その人気のため手に入りにくい状況が続いていたが、一部店舗では、ようやくすぐにお買い求めできるようになってきた。
さらに簡単なクイズに答えるだけで、前述した島根県への豪華旅行など素敵なプレゼントが総計580名に当たる「GOPAN15万台に感謝!『みなさま ありがとう』キャンペーン」や、GOPANユーザーを対象にしたプレゼントキャンペーンを実施中なので、こちらもお見逃しなく。
食料自給率向上への取り組みは、日本だけでなく、世界中で議論されている問題だ。確かに国内の米の自給率は100%を達成しているが、食生活の変化から米離れが進み、米が余って田んぼが減少すると、自給率が低下する恐れが出てくる。
朝食がご飯よりもパンの方が好みに合うと感じた時には、国産米を使った米パンを生活に取り入れ、日本の農に貢献する事が、食料自給率向上に向けた「いまできること」のひとつと言えるだろう。