ニュースリリース


2009/08/18
配信元:ビジネスワイヤ・ジャパン


元オフコースの大間氏プロデュース、日本伝統音楽の新境地を切り拓く「天地人」が舞台建築の文化遺産を巡る「宝船ツアー2009」を今秋挙行


-- 「天地人」のメンバーは、元オフコース・ドラマーの大間ジロー、津軽三味線全日本チャンピオンの黒澤博幸、そして次世代の和太鼓界を牽引する大沢しのぶで構成。
-- 東北に息づく大自然のエネルギーから生まれた情熱と元気で満ち溢れる祝祭サウンド。
-- 「宝船ツアー2009」の会場には、高い文化価値を持ち、建築音響学的にも優れた芝居小屋を選定。


米沢発 --【ビジネスワイヤ】-- 東北地方を拠点とし、和楽のソウルと洋楽のビートをクロスオーバーさせた「天地人」は、2009年10月4日から11月23日の日程で全国の芝居小屋を巡る「宝船ツアー2009」を開催することを発表しました。同グループは、プロデューサーとドラム/パーカッションを兼務する元オフコース・ドラマーの大間ジロー、和太鼓界の若手として注目される大沢しのぶ、そして津軽三味線の全日本大会で前人未到の3連覇を果たした黒澤博幸の三人で構成されます。民謡、ジャズ、ロックといったジャンルを越えて、新しい日本伝統音楽を探求すべく2003年に結成されました。


「宝船ツアー2009」で蘇える芝居小屋と日本の音色

ツアーの会場に芝居小屋が選ばれた背景には、消え行く日本伝統文化への想いがあります。現存する芝居小屋は、主に明治時代から昭和初期にかけて、地元の人々で賑わう娯楽と芸能の中心地として栄えました。もともとは、炭鉱等で働く人達の娯楽施設として建てられたものが多く、後世になると生活を支えるために倉庫へと転用されたり、映画館や商工会議所として生まれ変わるなど、小屋それぞれに物語があります。かつては、全国に6千から8千軒あったという芝居小屋のうち、100年以上の風雪を耐え抜いて今も残るのは十数軒しかありません。

こういった中、地元を中心に芝居小屋を保存していく動きも活発化しています。例えば、ツアー会場でもある岐阜県のかしも明治座は岐阜県重要有形民俗文化財に指定、福岡県の嘉穂劇場は国の登録有形文化財および近代化産業遺産(経産省)として認知され、熊本県の八千代座は国指定重要文化財です。

そして近年では、建築音響学が木造建築の芝居小屋に強い関心を寄せています。特に三味線をはじめとする日本伝統楽器の音を良く響かせる設計が施されていると見られ、専門家が研究を続けています。芝居小屋が持つ優れた音響効果のメカニズムは、今のところ解明できておりませんが、こういったところにも失われつつある匠の技を垣間見ることができます。芝居小屋は、津軽三味線と和太鼓を基調とした「天地人」にとって、楽器固有の自然な音色を再現する最高の舞台となるでしょう。

「天地人」プロデューサーの大間ジロー氏は、芝居小屋で演奏することへの想いを次のように述べています。「日本には伝統文化、建物、民芸、芸能など、継承していくべきものがたくさんあります。私たちにできることは、『音』でサポートすることです。忘れ去られていくモノや文化に感謝をこめて演奏し、再生復興の可能性を広げる一助となればと思っております。「天地人」の演奏活動を通じて、より多くの方々に芝居小屋の存在とその価値の高さを再認識していただき、小屋はもちろんのこと、地域の活性化にもつながると確信しております。」

2009年9月25日には、「宝船ツアー2009」のプレイベントとなる音魂開きが山形県米沢で行われます。くしくも今年は、「天地人」と同名の大河ドラマが放映されており、直江兼続の故郷である米沢を出発点に全国ツアーへと船出することは、同じ東北生まれの「天地人」にとって追い風となるでしょう。

ツアーのスケジュールは次の通りです。

<プレイベント>
9月25日(金)    伝国の杜・置賜文化ホール(山形県米沢市)
<ツアー>
10月4日(日)    内子座(愛媛県喜多郡内子町)
10月18日(日)   永楽館(兵庫県豊岡市)
11月3日(火・祝)  かしも明治座(岐阜県中津川市)
11月21日(土)    八千代座(熊本県山鹿市)
11月23日(月・祝)  嘉穂劇場(福岡県飯塚市)

「宝船ツアー2009」特設サイト
http://www.tenchijin.info/2009/


「宝船ツアー2009」、そして地元の伝統文化・民芸を運ぶ「宝船プロジェクト」へ

「宝船ツアー2009」の航路は、ツアー後も「宝船プロジェクト」として続いていきます。近年、日本各地の優れた伝統文化や工芸、芸能、そして技は、後継者が途絶えるなどして存続の危機に瀕しています。音楽活動で各地を訪れる中で、そういった状況を目の当たりにした「天地人」は、所属事務所のジャパン・ユニオンとともにツアー先の伝統文化、工芸、芸能、食材などを掘り起こし、広く世の中に伝えていく「宝船プロジェクト」を計画中です。かつて、北前船が日本における物流と商業の要として各地の名産を運んでいたように、「宝船プロジェクト」を通して国内に点在する『宝』が日本全土のみならず世界へと発信されます。すでに山形県米沢の刺し子や新潟県の綾子舞などが候補に挙がっており、専用ウェブサイトの開設や、ツアー先の地域情報を盛り込んだ「宝船ツアー2009」のDVDが制作される予定です。


アルバム『遠い空〜未知国の四季』をリリース

「宝船ツアー2009」で演奏される曲目は、2009年11月4日に発売されるアルバムでも聴くことができます。デビュー作のマキシシングル『human being (2008年)』に続く新作アルバム『遠い空〜未知国の四季』では、「天地人」のメンバーが住まう美しき桃源郷、未知国(みちのく)の四季を彩る光景が、爽快なビートと斬新奇抜なサウンドで叙事詩のごとく壮大に綴られます。現代的なサウンドの中に東北の夏祭りで響く太鼓音が織り交ぜられ、三味線のメロディーラインに南米の楽器カホンを伴奏させるなど、ボーダレスな自然讃歌と新しき日本の祝祭サウンドが繰り広げられます。



「天地人」について

ソウル&ビート・ユニット「天地人」。物語は、大間ジローが東北で二人の凄腕音楽家と出会うところから始まります。2000年に和太鼓の大沢しのぶ、そして2001年に津軽三味線の黒澤博幸と運命的な遭遇を果たし、天と地と人を「愛」と「調和」でつなげたいという想いから、2003年に「天地人」が秋田で結成されました。「地・水・火・風・空」という大自然の五大要素を音に託し、宇宙森羅万象を描きあげる彼らは、刻々と変化する大自然をイメージさせる響きの中に、人間の心情を編みこむという、表現力豊かなサウンドを繰り広げています。血を沸き立たせる激しくも温かな和太鼓のビート。ロックギタリストを思わせるスピード感あふれるビートを自在に叩きだす三味線の音色。バックには、和楽器の音を支える華やかで力強いドラム/パーカッション。磨き上げられた高度な演奏技術と豊かな表現力を併せ持つ「天地人」は、2007年に東京へ進出。「演奏技術の高さに驚かされた」、「閉塞した時代に陽が射すように清々しい」、「ライブを聴いたら元気になった!」など、多方面から高評を得ています。

「天地人」公式ウェブサイト
http://www.tenchijin.info/

「天地人」MySpace
http://www.myspace.com/tenchijin2009

フォト/マルチメディアギャラリーを以下のページで閲覧できます:
http://www.businesswire.com/cgi-bin/mmg.cgi?eid=6031532&lang=en


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