ニュースリリース


2008/10/29
ポルシェジャパン株式会社


ポルシェ・ピエヒのファミリーが合意
「私たちは団結して全ての決断を推進する」



ポルシェ オートモービルホールディングSEとポルシェAG(ともに本社:ドイツ、シュトゥットガルト 最高経営責任者:Dr.ヴェンデリン・ヴィーデキング)の株主で、両社の監査役会会長を務めるDr.ヴォルフガング・ポルシェと、ポルシェ コンツェルン労使協議会議長のウヴェ・ヒュックは、労使協議会議においてポルシェによるフォルクスワーゲン(VW)買収の問題についてポルシェ従業員の前で説明しました。

Dr.ヴォルフガング・ポルシェは、ポルシェとピエヒファミリーとの間で先週末に行われた会合で、ポルシェ ファミリーもDr.フェルディナンド・ピエヒもポルシェ オートモービルホールディングSEの方針を全面的に支持し、Dr.ヴィーデキングとホルガー・ハーター、そしてこの両名による事業の推進を支援していくことをはっきりと表明したと強調しました。Dr.ヴォルフガング・ポルシェは「VWの買収にあたって一族共通の目標に不確定な要素はDr.フェルディナンド・ピエヒの意図することではありません」と述べました。

またDr.ヴォルフガング・ポルシェはこれに引き続き、ポルシェとVWの労働組合代表の間で起こっている論争の中心は共同決定に関する取り決めであると指摘した上で、この点についてVW監査役会会長のDr.フェルディナンド・ピエヒの全面的支持にもとづき合意したと述べました。

ポルシェとVWの従業員から各3名という監査役会の構成は、グループの組織上適切なものであり、Dr.ヴォルフガング・ポルシェは「私の従兄弟にあたるフェルディナンド・ピエヒはこの共同決定に関する取り決めについても、両社の従業員にとって最適な解決策を盛り込んだものと納得しています」と説明しました。

2008年9月12日に、Dr.フェルディナンド・ピエヒ欠席の中で開かれたVW監査役会が、特殊な業務関係についての委員会設立を決議したことに関して、Dr.ヴォルフガング・ポルシェは次のように述べています。「法律的に検討したところ、この委員会はVW取締役会の権限を大きく侵害するものであるという結論となりました。このためDr.フェルディナンド・ピエヒは次回のVW監査役会で、この委員会の解消を求める予定です」。

VW法の改定も、ポルシェSEの取締役会が雇用保障について大幅に譲歩をした後だけにポルシェにとっては明らかに受け入れがたいものであるばかりでなく、Dr.フェルディナンド・ピエヒにとっても同様です。

Dr.ヴォルフガング・ポルシェはポルシェとピエヒファミリーは常に、必要とされる責任と個人的な責務をもってそれぞれの役割を果たしてきたことを強調し、次のように説明しました。「ここでいう責任とは両者の達した決断の全てに対し、ファミリーが団結して推進することも含まれています」。同時にDr.フェルディナンド・ピエヒは、VW経営陣と、ポルシェ・VW両社従業員による支援があれば、ポルシェSEとポルシェAGは、今日の世界的な経済危機の中でも、一体となった組織を成功に導くことができると確信しています。

ポルシェ コンツェルン労使協議会議長ウヴェ・ヒュックは、この数週にわたってポルシェ従業員の間に、ポルシェの今後について大きな不安が広がっていたことを示唆し「ポルシェの従業員は今後も独立した立場を守りたいと望んでいます」と強調しました。またヒュックは共同決定に関する取り決めの問題について、引き続きVW側の労使協議会との和解に応じる用意があると明らかにした上で、共同決定の否決を拒否する権利を守り抜く必要があるとしています。この権利を失うとVW側は将来、共同決定を廃止し、絶対的な規模を背景に少数派による全ての議案を否決することができますが、ポルシェ側従業員がこうした決議を受け入れることは考えられません。このためヒュックは共同決定に関する取り決めがDr.フェルディナンド・ピエヒから全面的な支持を得たことを歓迎しました。

ヒュックは最後に「私たちはVW側の従業員代表と今こそ合意するべきです。なぜならポルシェ、VWともに素晴らしい従業員を擁する素晴らしい企業だからです」と述べ、ポルシェ従業員はVWの従業員とともに働くことを強く望んでいると強調しました。