カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催するカメラ・写真業界の国内最大規模の「CP+2025」で見つけた面白いアイテムを順次紹介しよう。
◆株式会社エツミ アウトドア用品
カメラ用品メーカーである 株式会社 エツミがC.D.Cという独自のアウトドア用品を販売している。それは“CAMERA×CAMP”というブランドで、カメラの三脚等を利用してアウトドア向け用品や三脚などに取り付けるマルチポールクランプやアームなどだ。全高800mmのミディアムサイズトライポッドに天板を添えればテーブルとして、また、ライトスタンドとして使用可能。1/4メスネジを採用したランタンハンガーや六角形の形をしたランタンハンガーなど、カメラ用品を利用して使える便利なアウトドアグッズが豊富に揃っている。
このC.D.Cというブランドは、2年前ほどから展開しており今では、かなり多くの製品がラインナップされている。これらの商品は、量販店やエツミのオンラインショップ、アウトドア用品店などで販売をしているので、自分の撮影スタイルやアウトドアに適したアクセサリーを探してみるのも面白いだろう。



◆ATOMOS(アトモス) MEDIAEDGE株式会社
ATOMOS(アトモス)は、映像制作での撮影や編集、配信などのワークフローを支援するための製品を開発している企業だ。MEDIAEDGE株式会社がATOMOSの日本正規総代理店としてプロ向け動画撮影アクセサリー、アダプター、 カメラレンズアクセサリー ・・などの製品を扱っている。
中でも面白かったのが、SUN DRAGONという近々発売を予定しているというチューブ型ライトで、これは、太陽スペクトルに近いHDR品質を実現した5色LEDロープライトだ。さらに防水・ワイヤレスDMXにも対応し、どこにでも取り付け可能で軽量かつ柔軟な設計をしたという。制作現場からシネマまで、SUN DRAGONが全く新しいライティングを提供してくれるそうだ。撮影時やイベントなどの光の演出に使うことができるので、通常の太陽光のようなライトとして使うことやエフェクトとしてチカチカ光らせる事もでき、撮影の幅が広がりそうだ。


◆ H&Y Filters Japan
世界の角形フィルターで高いシェアを誇るH&Yは、2006年に香港で創業したフィルター専業メーカーだ。日本や世界中のメーカーへフィルターの製造・供給を行っており、2019年に自社ブランドを開発し2020年10月から日本へ本格進出している。
風景写真の定番フィルターであるCPL、ND、ハーフNDやNightフィルターなどを取りそろえており、ユーザーにとっての表現の世界が広がるという事だ。さらに使い勝手が良いのが、複数の口径に1つのフィルターで対応できるステップリングのREVORING Swiftシステムだ。これは、面倒なフィルター脱着から解放してくれる画期的なシステムとなっている。このリングがあれば、レンズ径に合わせてステップリングを付けたりPLフィルターなど購入する必要がないのでとても便利だ。
まだまだ他にも、様々なフィルターがあるのでHPをチェックしてみよう。自分にあったフィルターが見つかるかもしれない。
Report @JTPA TAKASHI OHTSUKA



株式会社エツミ C.D.C https://www.camdecam.com/
MEDIAEDGE株式会社(ATOMOS日本正規代理店) https://www.atomos-japan.com/
H&Y Filters Japan https://hy-filter-japan.com/