入場無料!スマホ時代の110番を鈴木ちなみが解説

140106_110_01事件や事故が発生した時に真っ先に対応したいのが110番通報だ。殆どの人がスマートフォンや携帯電話を持ち歩いている現在、その現場から即座に110番に通報し、警察官が素早く現場に到着するのが解決への最良の選択と言える。
だが、スマートフォンや携帯電話の普及に伴い、新たな問題が浮き上がっているのをご存じだろうか。事件や犯罪の解決には初動の速さが不可欠で、110番通報時に発生現場や状況を正確に伝えることが重要だ。
しかし、実際にトラブルに巻き込まれた人は気が動転したり焦ったりして、正確な場所を伝えることが難しいケースが少なくないという。

そんな緊急時でも正確な場所を伝えられる便利な表示が、街中の様々な場所にあるのをご存知だろうか?交通標識、信号機、電柱には「管理番号」が、自動販売機には「住所表示」が記載されているのだ。一見何を意味するのかわからない数字や記号のように見えるが、その番号や住所を伝えると警察がどこから通報しているのかを正確に把握できるそうだ。

そんな都民のために役立つ情報を警視庁が伝えるイベント「警視庁創立140年記念110番の日の集い」が、平成26年1月10日(金)の“110番の日”に、東京都千代田区有楽町の「よみうりホール」にて14時から開催(13時30分開場予定)される。
「110番の日」は今回で29回目となる行事。本年のテーマは「110番 正しく伝えて、今いるところ。」。当日は平成26年の“110番イメージキャラクター”である人気タレントの鈴木ちなみさんが、一日通信指令本部長として110番の正しい通報の仕方や通報時の正確な場所の伝え方等について理解を深めるためのPR活動を行う。

また、会場と警視庁通信指令本部を結び、二元中継による「110番通報模擬体験」や警視庁音楽隊によるコンサート&カラーガード“MEC”パフォーマンスなども盛大に行われる予定。警視庁音楽隊は、1948年発足以来、都民のための音楽隊として、各種行事を通じ、都民と警察を結ぶ「音の架け橋」として幅広い演奏活動を行っている。
そしてカラーガード“MEC(メック)”は、1992年に発足し、パレードでのフラッグ演奏を中心に、ダンスやハンドベル演奏なども手掛け、警視庁音楽隊の演奏に華を添える存在だ。
イベントは無料で誰でも入場可能。会場では警視庁の人気キャラクターピーポくんとの記念撮影もできるそうなので、小さな子供が居るファミリーにもオススメ。
いざという時に自分や周りの人の身を守る、「正確な110番通報」ができるように、家族や友達、大切な人を誘って参加してみたいイベントだ。

【警視庁創立140年記念「110番の日の集い」】
日時:平成26年1月10日(金) 14時開演(13時30分開場予定) 16時終演
場所:よみうりホール(東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館7階)
参加費:無料

※当日は定員になり次第、入場を締め切ります。
※ホールには専用駐車場はありません。公共の交通機関での来場をお願いいたします。

警視庁「110番の日の集い」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/110/110_day_h26.htm

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