企画書の相談からお酒まで「わたしの30分、売りはじめます。」

140702_time_01お金を払って健全なデートをしてくれる「レンタル彼氏」に「レンタル彼女」、1時間1000円でお茶やカラオケにつきあったり人生相談に乗ってくれる「おっさんレンタル」の存在を初めて知った時は、少なからず衝撃的であったが、困っている誰かのために時間を提供してお金をもらうことは、考えてみればしごく真っ当でウィンウィンなシステムである。

そんなところに着目した株式会社レレレは、誰でも簡単にオンライン・オフラインで自分の時間を販売することができる「TimeTicket(タイムチケット)」サービスをスタートさせた。
キャッチコピーは「わたしの30分、売り始めます」。まずは他人に時間を提供したいユーザーが「ホスト」として自分のチケットを登録し、30分から5時間まで、自分の時間を30分単位で設定し、チケットとして売買することができる。ホストのチケットに興味を持ったユーザーは、「ゲスト」として予約日時・金額を指定して購入申し込みを行い、ホストがそれを承認したらゲストは仮支払を行う仕組みだ。

全ての取引をタイムチケットが仲介するので、ホストとゲストが直接金銭のやりとりを行うことはない。なお、ホストの都合で予約当日に時間の提供が受けられなかった場合、ゲストの支払いはキャンセルとなる。また、時間の提供後には、ホスト・ゲスト間で互いにレビューを登録することができる。
なお、チケットの売上の一部は、ホストが選んだ寄付先に寄付することもでき、売上のうち寄付する割合も10%から100%まで自由に決めることが可能だ。

たとえば、企画書のアドバイスをもらったり、1人じゃ行きにくいところに付き合ってもらったり、人数が足りないパーティーやコンパに来てもらったり、家族や友達にできない相談に乗ってもらったりと、使い方は様々だ。
「ソロ起業家の方の相談にのります」「ビジネスプラン聞いて感想をお伝えします」といったお堅いものから、「とっておきのラーメン屋教えます」「貴方を30分ホメまくります」「酒のみたい」など軽めなものまで個性溢れるユニークなチケットが登録されているので、興味があればさっそくサイトを覗いてみては? 意外な出会いが待っているかもしれない。

TimeTicket
https://www.timeticket.jp

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