福沢諭吉から手塚治虫まで『日本人の誇りを呼び覚ます魂のスピーチ』

140807_tama_01終戦記念日である8月15日が近づくと、昭和天皇の終戦の詔勅の一説「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」が思い起こされる。戦争を経験していない人でも、悔しい思いやつらいことがあった時に、頭の中に浮かんでくる言葉ではないだろうか。

廣済堂出版から刊行された『日本人の誇りを呼び覚ます魂のスピーチ』は、日本人の誇りと品格を呼び覚まし、時代を動かした歴史的名演説・スピーチ24編を収録し、現代にも通じるその背景や意義を解説。
「福沢諭吉/演説のススメ」「昭和天皇/終戦の詔勅」「松下幸之助/水道哲学」「出陣学徒壮行式答辞」「長嶋茂雄/巨人軍は永遠に不滅」「東條英機/極東軍事裁判供述書」「田中角栄/日本列島改造論」「手塚治虫/未来への遺言」「三浦知良/サッカー人として」などのメッセージが紹介されている。

著者の弓狩匡純氏は、国際情勢、経済、文化からスポーツに至るまで幅広い分野で取材、執筆活動を続けており、特に「世界の国歌」、「社歌」の分野においては、日本で唯一の専門家である。
国歌や社歌はその国や企業を表すもっともコンセプティブなものである。その専門家としての視点から取り上げた「日本人の誇りを呼び覚ます魂のスピーチ」は、読む人の脳裏に深く刻まれるメッセージとなるであろう。
また、人前であいさつを述べる機会が多い方にとっては、模範スピーチ集としても役立つのではないだろうか。

【概要】
書名:日本人の誇りを呼び覚ます魂のスピーチ
著者:弓狩匡純
判型:四六判
発売:2014年7月31日
定価:1400円(税別)

廣済堂出版
http://www.kosaido-pub.co.jp/book/post_2157.html

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