130913_kita_01観光地として海外からも人気の高い北海道。そのご当地グルメと言えば、はずせないのがジンギスカンだ。観光客から好まれるのはもちろん、道民にとってはソウルフードである。大阪の家庭には一家に一台たこ焼き器があるという話と同様に、北海道の多くの家庭は専用のジンギスカン鍋を常備しているという話はよく耳にする。

そんなジンギスカンを始めとする、北海道にまつわる食・生活・県民性などの楽しいウンチクが詰まった北海道本『やっぱり北海道だべさ!! リターンズ(税込660円)』が双葉文庫から9月11日に発売となった。
著者は、北海道をこよなく愛する小樽市生まれのノンフィクション作家・エッセイストの千石涼太郎氏。大学卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に入るが、2008年に北海道に戻り、県民性や地方文化に関する執筆や講演などを行っている。
氏は、ジンギスカンやワイン、ビールなどに強いこだわりを見せ、「北海道遺産ジンギスカン」応援隊の切り込み隊長にして、「北海道ワインツーリズム」推進協議会の元会長でもあるという、自他ともに認める郷土愛に満ち溢れた人物だ。

これまでに『やっぱり北海道だべさ!! スペシャル版』『なまら北海道だべさ!!』『なんもかんも北海道だべさ!!』『がっつり北海道だべさ!!』などの「北海道だべさ!!」シリーズを双葉文庫から出しており、今回発売となる『やっぱり北海道だべさ!! リターンズ』は同シリーズの最新作。
内容を少し紹介すると、「ジンギスカンは道民食!」「北海道の三大コンビニとは?」「北海道の野生動物に迫る危機!」「北海道には梅雨がない、はホント?」「披露宴はどうして会費制?」など、道民以外には知られざるウンチクがたくさん詰まっている。

特にジンギスカンについては、並々ならぬこだわりが各人にあるようだ。とにかく道産子は、高校合格も新入生歓迎会も、花見も海水浴も、楽しい時も失恋した時も、何かにつけてジンギスカン。
たれひとつをとってみても、焼く前につけこむのか、食べる30分前につけこむのか、肉を焼いてからつけるのか、そしてどこのたれにつけるのか、小さなことではぶつからないはずの道産子が、ジンギスカンでは譲れなくなると言う。
また、新しいご当地グルメの紹介などのコラムも充実。たとえば今注目なのは、「名寄(なよろ)煮込みジンギスカン」「小樽あんかけ焼そば」とのこと。「名寄煮込みジンギスカン」は、名寄の人たちが屋外でジンギスカンをできない厳寒期に、家庭のコンロとフライパンでジンギスカンを煮るように調理したことが始まりだとか。また、「小樽あんかけ焼そば」は、小樽市内の中華料理屋や居酒屋にあんかけ焼そばが多いことに着目し、有志が応援を始めたそうだ。企画物ではなく、自然発生的に増えて行ったご当地グルメには、地元の本気が感じ取れる。

『やっぱり北海道だべさ!! リターンズ』は、道産子はもちろんのこと道外の人間にとっても、県民性をカミングアウトする某人気バラエティーのように「へー!」と楽しめること間違いなしの内容だ。
なお、9月21日(土)15時から紀伊國屋書店 札幌本店 1Fインナーガーデンにて、千石涼太郎氏のトーク&サイン会が行われる予定。お近くの方は、ぜひ足を運んでみては?

双葉社
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紀伊國屋書店 札幌本店
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