湊かなえのミステリー『告白』が「LAタイムズ」「ウォール・ストリート・ジャーナル」で絶賛

140822_kokuhaku_01デビュー作『告白』で世に衝撃を与え、今や人気ミステリー作家の地位を確立した湊かなえ氏。『告白』は、「2009年本屋大賞」1位、「2008年 週刊文春ミステリーベスト10」1位、「オリコン2010年 年間“本”ランキング」文庫 総合1位、「Amazon Best Books of 2010」文庫本(文芸)ランキング1位、読者1000人の「ベスト本2010」1位(丸善&ジュンク堂)など各所からも高評価を得ており、現在は累計350万部に迫る大ベストセラーである。

2010年には松たか子主演で映画化され、「第83回米国アカデミー賞 外国語映画賞」のノミネート候補にも上がった。すでに海外の評価も高いことは実証されているが、8月19日に小説の英語版が刊行され、早くもアメリカで絶賛されている。

たとえば8月8日付のロサンゼルス・タイムズは、ギリアン・フリンの人気ミステリーで、デヴィッド・フィンチャー監督&ベン・アフレック主演で映画化もされた『ゴーン・ガール』のようだと称え、大きな衝撃を受ける作品だと紹介している。

『ゴーン・ガール』は、ニコール・キッドマン主演で映画化もされた『わたしが眠りにつく前に』と並び、全米で200万部の大ベストセラーとなった作品。夫婦のリアルな愛憎劇が描かれており、思わず一気読みしてしまうサスペンスなので、『告白』と通じるものがあるというのも納得だ。

また、最大手の業界誌Publisher’s Weeklyには「今週注目の本」として選ばれており、日本の社会の闇にスポットライトを当てていると紹介されている。その他、ウォールストリートジャーナルMulholland Booksにも書評が載っているので、下記リンクを確認して欲しい。

なお、8月23日(土)には湊かなえ氏の新刊『Nのために』(税別630円)が双葉文庫より発売となる。今回の作品は、なんと湊かなえ氏初の“純愛ミステリー”。さらに榮倉奈々さん主演で連続ドラマ化も決定と話題性も抜群で、ますます目が離せない。

ロサンゼルス・タイムズ
http://www.latimes.com/books/jacketcopy/la-ca-jc-kanae-minato-20140810-story.html

パブリシャーズ・ウィークリー
http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/tip-sheet/article/63663-pw-picks-books-of-the-week-august-18-2014.html
http://www.publishersweekly.com/9780316200929

ウォールストリートジャーナル
http://online.wsj.com/articles/book-review-confessions-by-kanae-minato-1408132241

Mulholland Booksのトップページでも紹介(8月22日現在)
http://www.mulhollandbooks.com/

双葉社 告白
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-23628-6.html

双葉社 Nのために
http://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-51704-0.html

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